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ユーロ危機ってどうなったの?

ギリシャに端を発したユーロ危機、日本でも昨年くらいまでは
盛んにニュースで報道されていたが
「ひょっとしてユーロ危機って回避できたの?」と
思ってしまうくらい、最近はあまり聞かなくなった。
しかし、時間が解決してくれるほど甘い物ではなさそうだ。
実際、欧米では報道が盛んにされている。今まだそこにある危機のままだ

P9033034l.jpg

そのユーロ危機についてフィナンシャルプランナーの丸山氏に話を聞いた

まず、真っ先に気になるのが「ユーロ危機は収束しつつあるの?」という疑問だ
そこをぶつけてみると、キッパリ「収束していません」と答えた。

ギリシャについては「とりあえず」破綻を先延ばししている状態
労働人口の2割とも言われている公務員改革実施や債権者との交渉など
計画されているが進んでいないのが現実だ。
今だ「とりあえず」の状況を脱していないという。
しかし、ユーロ危機というと「ギリシャ」と頭に浮かぶが
ポルトガルやイタリアも「次のギリシャ」と言われており
ユーロ圏全体が逼迫した状況なのは今も変わらないようだ。

そんなに問題があるユーロ、もう解消したらどうだろう?と
素人考えで思ってしまう
しかし、ユーロ解消にも財源が必要になり各国にその余力がない。
また、ユーロ建ての債権を世界中に売ってしまった今
やっぱりユーロ無しよというわけにも行かないようだ

IMG_5988l.jpg

行くも引くも出来ない状態の欧州統一通貨ユーロ、
ひょっとして失策だったのでは・・・
しかし、丸山氏はユーロ統一通貨を作ったこと自体は
欧州各国の経済状況を考え間違えではなかったと考えている
しかし、運営の仕組みに誤りがあったという。
財政政策や社会政策は各国バラバラで運営しているのに
欧州中央銀行という1つの銀行で政策金利などを統一しているユーロ
これではダメな国の尻拭いを優秀な国がしなくてはならなくなる。
なるほど、こう聞くとドイツの首相が怒っていたことも納得できる
ただ、この問題は新しく発生した物ではなくユーロ統一通貨導入時から
分かっていた事で、今まで対策をしなかったことが問題である
裏を返せば、やるべきことをやれば、ユーロ圏の強化は見込まれる
まだまだ成熟していない経済圏だと丸山氏は語った。

最後にいま危ないとされているギリシャが破綻した場合の
日本への影響を聞いたところ、「織り込み済み」の部分が多いため
日本経済全体の影響は少ないのではないかと丸山氏は見る
ただし、ギリシャ国債と関係している投資をしている方は注意が必要だ

日本ではユーロ危機の報道が少なくなっているが
まだ、飛行機で数十時間かかる欧州では危機は現在進行形だ。
第二の基軸通貨として2001年に生まれたユーロ
10年を越えた、今正念場を迎えているようだ。

丸山清志氏:フィナンシャルプランナー事務所SECURO代表(2005年創業)
FP相談業務の他に執筆業、講演、通訳・翻訳業で御活躍中

FXで飲みに行きたい!! -後編- [日常のつれづれ]

・・・前編からの続き

FXこと外国為替証拠金取引で飲み代を稼ごうと
パソコンの画面に向き合い初めて1時間半を越えた。
利益は1,200円、飲み会1回分としては心許ない
せめて、3,000円は欲しいところだ。

ここは今持てる力を出し切って勝負に出るときではないかと感じた。
問題はドルを売るのか買うのか・・・
チャート凝視し、ここは買う事に決めた。
人間理屈で説明できないことがある、今がその時だと
根拠のない直感を信じて「ドル買い」の注文をする。
IMG_5986l.jpg
ドル買うぜ


78.429円で30,000ドル買い
78.426円で30,000ドル買い
78.416円で30,000ドル買い
78.403円で10,000ドル買い
78.376円で10,000ドル買い
気がついたら30分の間に110,000ドルを買っていた。
■2011/7/25 15:38 利益1,200円:110,000ドル買い

チャートグラフを見つめて過ぎる。
円高がどんどん進み、マイナスの付いた数字も増えていく
もう、ヒレカツも生ビールも霧の奥深くに消えていった。
マイナスの数字はかさんでいく一方だ。
売るに売れず、買うにも資金が無く
何もできずに、マイナスの数字だけが増えていく時間
もう、頭の中ではヒレカツ定食で我慢しておけばよかった・・・
という言葉が繰り返されている。
後悔先に立たず、昔の人の言葉に体中を突き刺されながら
110,000ドルを抱えて夜眠りにつく。
経済ニュースではアメリカ大統領が
明日、進む円高についてコメントを発表するようだ。
そのコメント次第ではヒレカツも生ビールも
霧の中から顔を出すかもしれない・・・

次の日の朝、経済ニュースを流しながら
チャートグラフを見つめるアメリカ大統領のコメントが発表されるが
大きなインパクトもなくドル為替市場も反応無し
えーなんで?アメリカ大統領の談話だよ、無反応なの??という気持ちも虚しく
円高が進み77円台まで来てしまった。

担保が足りなくなると追加で追い証という資金追加か
損していてもロスカットといって全てのドルを強制的に売られてしまう。

結局この26日はチャートグラフを眺め
売ることもできず、また買い足す資金もなく時間が過ぎていく。
まだギリギリで資金は足りていたので、ロスカットや追い証を入れずにすんだが
嫁には内緒のこの取引、ジリジリとした焦燥感が身体を覆う時間経っていく。
それでも、明日は円安に転じるという信念はあった。
ただ根拠はないので祈りに近いものだ。

27日の朝5時携帯電話のメールで目が覚める。
メールの題名は「【重要】追加証拠金発生のお知らせ」
ついにこのときがやってきた!
寝ている間に円高が進んでいた
かい摘むと「追加証拠金を24713円を今日中に入金なさい」とのことだ。
「入金しないとロスカットしちゃうよ」
止めておけば良かった、ハイリスクがやってきた。
気持ちがなんとも不安定になり
顔で泣いて心で泣くという、どうにもならない状況になってしまった。

実はFXを始めたことを嫁に話していない。
起こさないように布団を出て、ネットバンキングで振り込みをし
事なきを得て布団に戻って寝る、きっと寝て起きたら円安パラダイスだと信じて寝る。
いつもの時間に起きて嫁を送り出してチャートを見る。
円高のまま、どうにもならないままだ。
11時にメールが届く「入金確認したよ、ロスカットしないよー」と
とりあえず何とかなったようだ。
あとは円安が進むだけで何とかなる・・・
結局その日も何ともならずに終了110,000ドルも持ったまま日が暮れた。
その日どころか28日も何ともならないままだった。

29日ついに次の出国のために現金が必要になってしまった。
ギリギリまで待った22時に80,000ドルを売りに出した。
77.081円で30,000ドル売り
77.082円で30,000ドル売り
77.080円で10,000ドル売り
77.075円で10,000ドル売り
全部で106,610円のマイナスになり
もうヒレカツも生ビールも闇の中、影も形もなくなってしまった。
■2011/7/29 22:39 利益 -105,410円:30,000ドル買い

そこから6日後の8/4に円安が進み78.870円で
30,000ドルを売りに出す。13,230円のプラス
これだけ見れば、飲み代3回分だが、全取引で92,180円のマイナス
これでもうFXは手仕舞いだ。

やっぱりFXはハイリスク・ハイリターン
ちゃんと外国為替を理解すれば投資になるのだろうが
付け焼刃では単なる博打になってしまう
ちゃんと勉強しても再度FXに挑戦するかというと
やるかもしれないし、やらないかもしれない
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FXで飲みに行きたい!! -前編- [日常のつれづれ]

今から8年前独身だった頃、外貨預金のブームに乗って
1ドル120円の頃に米ドル預金を始めたことがある
その後、円高が進んであれよあれよと目減りが進んだ
最初は余剰資金だったが自分の結婚や転職などが重なって
泣く泣くドルを手放して十数万円のマイナスになってしまった

時は過ぎて2011年夏
その年の3月に9年間務めた会社を自己退職で辞めることにした
僅かばかりの蓄えでバックパッカーとなり世界を回り
4月から7月中旬までフラフラと回って日本へ帰ってきた
次の旅が8月初旬の出発それまでの間、特にすることがなく
せめてこの時間を使って自分の飲み代くらいは稼ごうと思い
テレビやWebでよく見るFXの扉を開けてみた

FXとは外国為替証拠金取引のことで
レバレッジという倍率を使い、少ない資金を担保に大きな外国為替を売買し
利益を上げる取引のことだ
レバレッジとはテコという意味で、50倍のレバレッジであれば
200,000円で1,000万円分外国為替を売買が出来る、
しかしその分損した場合の傷も大きくなる、ハイリスク、ハイリターンな取り引きだ
ドルを売ったり買ったりで利益を上げていく中で自分がドルを
いくら売っているのか、いくら買っているのかをポジションという
最終的に売りと買いのドルのポジションが
プラスマイナス0になったフラットという状態の時に
利益が上がっているかが勝負となる

IMG_1161s.jpg
ドルとインターネットで一儲け

Beers.jpg
そして生ビールが目標

資金を担保にお金を借りてドルやユーロを売買して
最終的に全部返したときにプラスになっていたら
晴れて美味しいビールが飲めるという算段だ

・・・前の外貨預金の時「もう外貨には手を出すまい」と
心に誓った・・・ことがあった
しかしリベンジしたいという負けん気もどこかにあったのかもしれない
いま考えれば普段は顔を見せない、余計な負けん気が出てきたと
やりどころのない怒りすら覚えるが、そのFX取引を一部始終を記録してみた


2011/07/25
嫁を会社に送り出し、時代劇などを見ながらのんびり準備をする
いろいろFXサイトの情報を読み焼き付け歯の知識を準備する
口座開設も無事に済み口座に200,000円を入金
レバレッジは口座の中で一番高い50倍
これを目一杯使って飲み代を稼ごうという魂胆だ
■2011/07/25 12:29 200,000円入金

その2分後、手始めに米ドルを1ドル78.396円で20,000米ドルを売りに出す
売りなので円高が進めば利益が出る
■2011/7/25 12:31 利益0円:20,000ドル売り

じりじりと動く画面のチャートグラフを見つめること5分
1ドル78.392円まで円高が進み、買い戻し
20,000ドルX78.396円=1,567,920円を売って
20,000ドルX78.392円=1,567,840円で買い戻したので差し引き80円の利益だ
■2011/7/25 12:36 利益80円:20,000ドル買い

5分で80円の利益、ということは時給換算で960円
20000ドルで80円ということは、40000ドルなら160円 時給も倍に跳ね上がる
根拠のない皮算用で期待も膨らみ取り引き高も増えていく
このころこんなに簡単にお金が手にはいることに「怖い」という感覚がまだあった
しかし、目の前の数字に抗う事は出来ず取引は続いていく

78.383円で50,000ドルを買った
売り買いの根拠は目の前で動いているチャートグラフを見た直感だ
この時点でもうゲーム感覚になってきている
■2011/7/25 12:37 利益80円:50,000ドル買い

1分後、78.386円で売り!!
これで150円の利益、1分でペットボトルのジュースが買える
なんだこれは、すごいな、、、もう目が$マークになっている気がする
■2011/7/25 12:38 利益230円:50,000ドル売り

売り買い、買い売りを繰り返し
累積の1,350円の利益を出すことができた、ちょっと豪華な昼飯が食べられる
頭の中は和光のヒレカツ定食だ、ロースじゃなくヒレというところが浮き足立たせる
■2011/7/25 13:37 利益1,350円

売買を始めてから1時間ちょっとのところで初めて損失を出した320円のマイナスだ。
さっきまでの頭の中にあったヒレカツ定食がロースになった
「まだ、トータルでロースカツだ」何度も、自分に言い聞かせる
■2011/7/25 13:46 利益1,030円

その後、細かい売買で利益と損益を出しながら
ヒレカツ定食分の利益は確保していた
でも、最終目的の「飲み代」3,000円まではまだ半分だ
資金を目一杯つかって勝負が必要ではと思い始める
2時間でヒレカツは利益を出した、その小さな自信が背中を不用意に押し始めた
■2011/7/25 15:10 利益1,200円

ここは勝負だ、今思えば一番ダメな黄金パターンだが
その時は、目の前のヒレカツとその後ろの生ビールに目がくらんでいた
この1分後からドルの買い進めを始める、同時にジリジリとする時間も始まった
・・・後編に続く
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イラクに向かって移動 [中東あたり放浪の旅]

トルコの隣国イラク
1980年から1988年の間、戦闘が繰り広げられた
イラン・イラク戦争のイメージが強い
ちょうど自分が小学生の頃だ
遠くの国の話だったが強く怖く記憶に残っている

他のバックパッカーやインターネットを見ると
イラクの入国にはビザを取得する必要があるが
北側のクルディスタン自治区は10日間のみなら
国境で発行されるスタンプで入国できるとの情報を得た
ブログなどを見ると今年の8月に入国したとの情報もある
トルコまで来ているので是非イラクに入国したいと思い
帰国を1週間延ばしイラクに向かい出発した
トルコ・イスタンブールからバスで21時間走り
ディヤルバクルの街へ行き
そこからイラク・クルディスタン自治区の首都エルビルへの
バスに乗り換えればイラクの入国が可能とのこと

同じ経路にてノービザによるイラク入国を考えている人のため
最初に結果を言っておくと2011/10/07に入国を試みたところ
クルディスタン自治区であってもビザが必要で
入国することはできなかった
その記録というか記憶を残しておきたい

-----
イスタンブールの大手バス会社METROの事務所で
ディヤルバクルのチケットを購入
80トルコリラ=約3200円距離にして1000kmの距離だ
バス会社のスタッフに「何しに行くんだ?」と聞かれる
「ディヤルバクルからイラクに入るんだよ」と言うと
なるほどという顔をしてチケットを発行してくれた

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翌日、トラムと地下鉄を乗り継いで
イスタンブールのバスターミナル(オトガル)へ移動
そこからディヤルバクル行きのバスに乗車する
13:00定刻に問題なく出発
21時間後にはディヤルバクル
25時間後にはイラク入国の運びとなるはずだった

途中、何回かトイレ休憩が入る
21時間の長いバスの旅、ドライブインで停車する
トイレに軽食、土産物が置いてある
ブルガリアのソフィアにバスで
移動したときにも書いたが
日本のドライブインに来たかのような錯覚に陥る
平積みにされたお菓子の箱
しかも配りやすいように小分けにされている
「トルコに行ってきました」と箱に書いてあっても
不思議には感じない
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日が落ち周りが暗くなる
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それでもバスは夜通しディヤルバクルに向かって進む
寝て起きて寝て起きてを繰り返して
朝の6時になっていた、窓の外では太陽が昇り始めている
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道路標識にも「Diyarbakir」の文字が見え始め
diyr_singl.jpg
2時間後の朝8時に
ディヤルバクルのバスターミナル(オトガル)に到着した
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とても綺麗で新しいバスターミナル内で
最終目的地・イラク:エルビルのバスチケットを探す
バス会社が集まっている一角で
「イラク:エルビルに行きたい」と言ったら、すぐに見つかった
ディヤルバクルからイラク:エルビルまで
70トルコリラ=約2800円
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「10:30の出発だよ」とトルコ語で言われた気がする
お礼を言って、バスの発着所で待つ
30分ほど待っていたらイラク:エルビル行きのバスがやってきた
側面には「International Travel」と書いてある
ついに国境を渡りイラクに入国するのかと気分が高まる
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指定の席に座り、定刻10:30を少し過ぎた辺りでバスが動き出した
同じように途中休憩を挟み
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トルコ側国境の町シロピに到着、そのままバスは国境に向かう



トルコ側国境出入国管理事務所
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乗用車やトラック、バスが列をなして出国を待っている
乗務員にパスポートを渡し免税店で待つ
1時間程で全員の出国手続きが終了したようだ
バスのクラクションが鳴らされ、全員集合
バス内で名前を呼ばれパスポートが返される
自分も名前を呼ばれるのかなと思っていたら
ジャパニーズ!」と言われ
席まで持ってきてくれた、ありがとう
手の中のパスポートには
今日の日付のトルコ出国スタンプが押してある

バスはゆっくりとトルコ・イラク国境の橋を渡り
数分でイラク側出入国事務所へ
全員バスを降ろされパスポートコントロール
パスポートを管理官に渡し待つ
30分後同じバスの他の人が呼び出され
パスポートを受け取る中、自分はなかなか呼ばれない
その時はちょっと心配だなぁくらいにしか思っていなかった
「KEI!」自分の名前が呼び出された
急いで管理官の所に行くと「ビザで問題がある」と一言
「クルディスタン自治区はビザなしで入国可能と聞いてきた」と
説明しても首を横に振るだけ
しばらく待たされて、再度呼び出される
「これではイラクに入国できないのか」と聞くと
「そうだ、アンカラに行ってイラクビザを取ってきなさい」
結局、イラクビザが必要という事は変わらなかった
乗務員と一緒に戻り、バックパックを降ろしてお詫びをし
ここでバスとはお別れになった
エルビルまで向かうバスが小さくなって見えなくなった

・・・さて、感傷に浸っている暇の無い
状況としてはトルコを出国したがイラクに入国できず
記録的には世界中のどこにも存在していないことになっている
これ以上ない究極の宙ぶらりんな状態
まずはトルコに戻ろうトルコに向かって歩き始めるが
荷物チェックを受け、その後トルコへの橋に差し掛かったところで
迷彩服のイラク軍の軍人さんに呼び止められる
「イラクビザがないので入国できませんでした、トルコに帰ります」
と伝えパスポートを渡す
リーダのような軍人さんがパスポートをチェックする
その間、不安が顔に出ていたためか、横の若い軍人さんが、
微笑みながらこっちに近づいてきてくれ
私のほっぺたをぷにぷにとつまんだ
おかげでなんだが緊張がちょっと解けた気がする

数分後パスポートが帰ってきて、兵隊さんにお礼とお詫びをして
国境の橋を歩いて渡る
写真には撮ることができなかったが下に川が流れ
のんびりとした風景が広がっている
振り返ってイラク側を見ると
水平三色旗で上から赤色、白色、緑色の中央に
21本の光を放つ黄色の太陽が描かれている
クルディスタンの旗と
水平三色旗で上から赤色、白色、黒色の中央に
「アッラーフ・アクバル(アッラーフは偉大なり)」と記された
イラクの旗が並んではためいていた

とりあえず記録には残っていないが
記憶ではイラクに入ることができた様だ

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イラクに入って、すぐに戻った軌跡
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フライドバイでエコノミーファースト [中東あたり放浪の旅]

ドバイというとお金持ちの国というイメージがあって
みんな飛行機はファーストクラスなイメージがあるが
ローコストキャリアも就航している
その名もフライドバイだ
2008年にエミレーツ航空のグループ会社として設立され
ドバイ-アンマン・ベイルート感で運行を始めた
今では中央アジアやアフリカにも就航している

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今回、ヨルダン・アンマンからトルコに行くのに
ドバイに立ち寄って行くことにしたため
フライドバイを利用することにした

ヨルダン・アンマンからドバイと
ドバイからトルコ・イスタンブールまで
それぞれ約12,000円くらいで飛んでいける
ドバイまでは高級な飛行機でしか行けないイメージがあったが
LCCで行けるとわかって、グッとドバイが近づいてくれた

チケットはフライドバイのサイトから購入ができる
LCCなので機内食・ドリンクは別料金
預け荷物も重さによって別料金がかかる
20kgで約1000円くらい
購入時に座席を指定すると指定料が200円くらいだ
クアラルンプールを起点に各地に就航しているエアアジア
同じような料金形態になっている
何故、安いか明確にわかるので、とても安心できる

飛行機は大変に新しく、綺麗だ
左右に3席ずつの1列6席の配置
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今回は翼近くの窓際を指定することにした
座席には機内誌と安全のしおり、エチケット袋のみが
設置されている
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機内誌にはいろいろな免税品と食事やドリンクの紹介が盛りだくさんだ
中には金の延べ棒を模した香水などもあってドバイを感じる
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機内映画も一部有料だ
映画は25ディルハム=約500円、テレビ番組は5ディルハム=約100円
決済はその場でクレジットカードが使える
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なんとも無駄のない料金形態で驚いてしまう
もちろんビールも有料、15ディルハム=約300円
「ビールと一緒にピーナッツどう?」と
言われたのでピーナッツも頼む5ディルハム=約100円
アテンダントの売り込みも無駄がない
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ヨルダンからドバイもドバイからトルコも
機内は空いていて自分の席の横2席は空いていた
他の席も結構空席が多いようだ
皆、3席を使って横になっている
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エコノミーファーストな状態だ(エコノミースリーパーとも言う)
自分もビールを飲んでいい気分になったので横になる
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とても快適、横になったまま上空10000m以上の高さで
高速で移動していると思うと不思議な気分だったが
そのうち眠気が襲ってきて寝てしまった

お金持ちなイメージの国・ドバイからのフライトで
思いがけずファーストクラスのような経験をさせてもらえた
自分がお金持ちになったら、またドバイに来よう
その時ももちろんフライドバイだ
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ドバイでお買い物 [中東あたり放浪の旅]

ヨルダン・アンマンからトルコ・イスタンブールへの移動
本当は陸路でシリアを通ってトルコ入国したかったが
やはり今の情勢ではシリアへの入国はかなり困難だった
アンマンのマンスールホテルでいろいろ話を聞いたが
もしかしたらヨルダンから入れるかも
と言う情報を得ることができたが
残りの時間もないので飛行機を使うことにした

アンマン-イスタンブール間
トルコ航空が就航しているが、航空券など全て込みで約3万円
一方アンマン-ドバイ-イスタンブールだと
LCCのフライドバイが就航しているため
航空券など全て込みで約2.5万円
ドバイ経由の方が安く、しかもドバイも付いてくる
しかし、ドバイは物価が高いので
ユースホステルのドミトリーで1泊1800円する
・・・やっぱりドバイ経由でトルコに行くことにした

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アンマンからドバイまで約4時間のフライト
夜中の2時に空港第2ターミナルに到着した
移動も面倒なので空港で仮眠、WiFiも使えるし快適だ
さすがドバイだ

PA016835s.jpg
ポカリスエットもアラビア文字

LCCのフライドバイが発着する
第2ターミナルはかなり離れているところにあり
そこから地下鉄の駅まではタクシーに乗るくらいの距離がある
・・・せっかく安く飛んできたのにと思いつつも
ドバイのまとわりつく暑さにやられタクシーに乗る
宿について荷物を置き、街に繰り出す

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ビルディングが建ち並び都会の雰囲気が漂っている
地下鉄の駅を降りてすぐにドバイタワーが出迎えてくれる
もちろん記念撮影
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その後、ドバイモールへスーパーマーケットに出向く
大量のナッツ、大量のオリーブ、大量のチーズに目が奪われる
PA017130s.jpg PA017137s.jpg PA017138s.jpg
しかし、特に高い物があるわけでもなく
普通のスーパーマーケットだ
しかし、食肉売り場は特殊で
豚肉売り場だけ別のブースで分かれている
やはりイスラムの方が多いからだ
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日本の食材も伯方の塩やあきたこまち
みりんに天ぷら粉が置いてある
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特に寿司の需要が多いのか
「SUSHI VINEGAR」と書いてある寿司酢なども取りそろえてある
中でもガリ「SUSHI GINGER」が豊富だ
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ドバイの人はガリ好きなのだろうか
自分もガリが大好きなので、ちょっと親近感が湧く
しかし、買い物をしている人々の格好はきちんとしている
オスカーの授賞式のような肩だしドレスを着た御婦人が
野菜を買っていたり、Tシャツにビーチサンダルの自分が
ものすごい場違いなような気がしてきたりしなくもない
やはりドバイだなぁと、ひしひしと感じた

スーパーマーケットを出て
世界最大の室内水族館に通りかかった
中に入るにはもちろん最低75ディルハム=約1600円かかるが
通路から見える大水槽の魚たちだけでも十分に楽しめる
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その前にいたカエルのキャラクターと記念撮影もできる
とってもフレンドリーなカエルでハイタッチもしてくれた
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ドバイはお金があればより楽しめるが無くても楽しめる
地下鉄も1日券が16ディルハム=約350円で観光地を回れる
ただ噂の7つ星ホテルは遠くから見つめる事しかできなかった
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エジプト観光・ダハブからエジプト出国 [中東あたり放浪の旅]

首都カイロからエジプトを出国するため
ダハブ・ヌエバでフェリーでヨルダンへ
ついにエジプトともお別れだ

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カイロのバス停、カイロゲートウエイからダハブまで
約10時間程度の乗車
大きなバスで乗り心地も良く、寝て起きたらダハブに着いていた
朝4時にダハブのバスターミナルに到着
ダハブの街まで歩いて30分程のはずだが
太陽が上がっていなく真っ暗
しかも、薄暗く見える周りの風景はただ広く
砂漠がひろがっているようだ
もう不安になり、声をかけてきたタクシーに乗ってしまう
ホテルの名前を伝え、知っているか?と聞くと
少し間があって「大丈夫」と言う
不安だ、この運転手は絶対にこのホテル知らない
と思ったが、このタクシーしかないのでしょうがない
50エジプトポンドを40に値切る
距離的にもっと安いはずだが
「この時間だからこの値段だ」と言われ渋々乗り込む
その後、昼間に乗ったら10エジプトポンド
深夜料金にしてはかなり盛られた
ダハブの街に着いて「この道をまっすぐ行ってすぐにあるから」と
言われタクシーを下ろされる
訳もわからずバックパックを背負って歩き始める
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・・・見つからない
いろいろ歩き回って朝から働いている人に聞いて回ったら
全然違う場所に目的のホテルがあった
深夜料金払って・・・という気持ちもあるが
まぁ無事に着いたのでよしとしよう
ホテルにチェックインして惰眠をむさぼる

ダハブはヨルダンに向かうための通過地点なので
何も調べていなかったため
昼頃起きてダラダラとお昼を食べてビールを飲む
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翌日にはヨルダンに向けて出発のつもりだった
日が変わって10:30頃ホテルをチェックアウト
バスターミナルへ向かいチケット売り場へ
フェリーの港のあるヌエバ行きのバスチケットを購入する
「今日のヌエバ行きのバスチケットを」
「夕方6時しかないよ」
・・・え?「午前中のバスは?」
「もう出たよ」・・・しまった
どうやら20分前にバスが出発したらしい
夕方のバスに乗ってもヨルダン行きのフェリーもう無いので
ヌエバに1泊しなくてはならない
だったらダハブにもう一泊の方が確実に泊まれる
タクシーで移動した道を歩いて戻る
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砂漠の中の道路をトボトボ歩く
さっきチェックアウトしたばかりのホテルにチェックイン
「バスに乗り遅れちゃった」と伝えると
スタッフも笑ってくれた

その日の夜、ブルガリアで出会った旅人も
ダハブに滞在しているとのこと夕飯を食べに出かける
ケバブなどが多かったので中華料理を食べながら
話しているとダハブは世界三大ダイビングスポットとのこと
・・・知らなかった
「海には入ったの?」
「いいえ、右手で海水を触ったくらいです」
「もったいない!」という話になり
ダイビングスポットでもあるが、シュノーケリングでも
珊瑚礁ときれいな魚が見ることができるとのこと
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その後、河岸を変えてビールを飲みながら話をして
ブルガリアであった旅人の方が
その日の夜にカイロに向かうバスチケットを捨てて
明日の朝シュノーケリングにつきあってくれると
おっしゃってくれた
申し訳なかったがお願いして、ビールを飲みながら
夜中1時くらいまで話をした

翌日の朝8時シュノーケリング開始
どれだけ凄い海なのか想像も付かなかったが
潜ってみて、ただただ驚いた
ビーチから少し泳いだところが棚の様に深くなっていて
そこに珊瑚礁と魚たちが泳いでいる
もうもう海の美しさに驚くばかりだった
と同時に何でちゃんと調べてこなかったのだろうと
後悔の気持ちも湧いてきた
1時間くらい泳いでバスの時間があるため
名残惜しく海を上がった
綺麗な海を教えていただいてありがとうとお礼を言って
今度は乗り遅れないようにバスターミナルへ
ヌエバ行きもバスにも無事に乗れヨルダン行きの
フェリーの出る港へ
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フェリーチケットを購入
出国税を含めて520エジプトポンド=約7000円
結構な出費だが致し方ない
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支払ってチケットを入手、港に入り
出発事務所で出港を待つ
船が来たとのことなので無料のバスに乗りフェリーまで移動
乗船しようパスポートを見せたら
「エジプトの出国スタンプが無いから乗れない」と言われ
走って再度出発事務所へ、スタッフに聞きまくり
パスポートコントロールで出国手続きをする
この間に出港したら520エジプトポンドも
これからの予定も水泡に帰してしまう
スタンプの押されたパスポートを片手に
フェリーまで走る、港の職員たちが手を振りながら
応援してくれる
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なんとか、ヨルダン行きのフェリー
クイーン・ネフェルティティに乗り込むことができた
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船の中でヨルダンの入国手続きをして一安心
と同時にお腹が空いてカップラーメンを食べる
お湯を入れてくれて7エジプトポンド
ちょっと高いが仕方がない
味は駄菓子屋にあるカップ麺の味がして懐かし美味しい
そんな気分でいつの間にかヨルダンに到着
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さよならエジプト、こにちはヨルダン

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何だか寂しい気持ちのような気もしたが
すぐにヨルダンの移動が待っているので
感傷に浸っている時間もなかった
あとできちんと感傷に浸ろう
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エジプト観光・首都カイロへ [中東あたり放浪の旅]

アスワンから首都カイロまで14時間寝台列車の旅
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2人個室で同室はアメリカ人のジョン
同じようにバックパッカーで
カイロからアレキサンドリアに向かうらしい
ITサポートエンジニアで会社内の
サポート業務に従事しているとのこと
何かあると呼び出されて対応していたそうだ
同じ様な仕事も前の会社でやっていたので
なんとなく親近感が湧く
ひとしきり会話をして、それぞれ流れる時間を
楽しんでいたが
カイロからルクソールに向かうときと同様
冷房が効き過ぎて、どうにも寒い
ジョンも自分もTシャツ一枚
仕方がないので二人でタオルを肩にかけて凌ぐ
隣の個室ではフランス人の女性が
パーカーにフード被っていた
行きの電車も同様のことがあったのに
まったく学習していないな自分と思いながら
タオルで寒さを凌いていた
個室のシートがベットに変化して
自分は下段、ジョンが上段で就寝した
朝を迎え「もうすぐカイロだ」とのスタッフの声で起きる
どうやらカイロには「ギザ」と「ラムセス中央」の2駅あるらしい
手配してもらったチケットを見ると「Cairo」としか書いていなく
どっちで降りるのかわからない
きっとラムセス中央だと思い込み、最初に停車する
ギザ駅をのんびりと過ごしていたが停車して窓ガラスから
「日本人か?」と話しかけてくる人があり
デッキに移動して話を聞いてみると手配してくれた
ホテルのピックアップスタッフらしい
ギザ駅だったのかよ、ちゃんと伝えておいてよと思いつつも
急いで下車の準備をする
同室のジョンに別れの挨拶をして下車
そのままタクシーでダウンタウンのホテルへ
そのまましばらく眠りについた

次の日は街を歩いて楽しみ
翌日にエジプト考古学博物館に行く
各地の神殿や墳墓の埋葬品などが集められ展示されている
別料金(100エジプトポンド)になるが
各王様のミイラも展示されている
博物館の入場料60エジプトポンドを支払い
13時に入館、スカラベやパピルス、大きな像に
ミイラにする際に取り出した内臓を格納するカノプス
そして、あの呪いで有名な
「ツタンカーメンの黄金マスク」との対面になった
自分が子供の頃、まことしやかに
「黄金のマスクを被ると呪いで殺される」や
「一度あのマスクを被ると死ぬまで取れなくなる」などの
ツタンカーメンの呪いの話があった
その呪いのマスクが目の前にあるだけで大興奮だ
肉眼で見たマスクは呪いを感じると言うより
大変に手の込んだ作りになっており
形、色彩のデザインが素晴らしい美術品だった
金で作られているという豪華さも、また目をひく
少し高い棚に展示されているので屈んで見上げると
マスクの中を覗くことができる
中は金のきらびやかさで大変に豪華だが
この中に頭を入れると一生取れなくなるのかと思うと
少し怖くなる、呪いを信じているわけではないが
子供の頃にすり込まれた、謎と恐怖と
今まで見てきた各神殿の技術力の高さを考えると
呪いもできるような気がする
そんな、謎と呪いと美しさに魅了されながら
ツタンカーメンの黄金マスクを後にした

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エジプト考古学博物館にはその他にも
様々な埋葬品などが展示されていて
見るところが多い、展示説明の英文を辞書片手に読んだり
全ての展示を一通り見たので結局博物館を出たのが
17時頃になっていた
もう、結構くったりと疲れていたそのまま歩いてホテルに戻った

翌日、気まぐれにより安い宿に変更して
ギザのピラミッドへ観光
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カイロ市内のヒルトンホテルのすぐ横にある
バスターミナルからスフィンクス行きの
バスに乗り込むため、ターミナルのスタッフに聞いて
あちこち歩いて何とか見つけることができた
スフィンクスの近くまで0.5エジプトポンド=約7円
途中、乗っているバスの後部にトラックがぶつかって
運転手同士が喧嘩になっていたが
5分もして再度出発、どうやらままあることらしい
車窓をバンパーとサイドミラーが完全に
壊れたトラックを過ぎていく
スフィンクスの近くで下車してしばらく歩くが道に迷う
結局曲がるべき所を真っ直ぐに1時間ほど歩いてしまったので
タクシーに乗ってスフィンクスの元へ
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ピラミッドエリア入場料60エジプトポンド
入場してすぐに馬に乗らないかと声をかけられる
歩いていくからいいよと言っても
全てのピラミッドは歩いては行けない
馬かラクダ、車を使わないと行けない、それがルールだ
と言われ、半信半疑ながらも馬で
クフ王・メンカウラー王・カウラー王のピラミッドを回る
せっかくなので中に入れる
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クフ王とメンカウラー王の入場券を購入
クフ王が100エジプトポンド
メンカウラー王が30エジプトポンド

馬で回っていると物売りの攻勢がすさまじい
クフ王ピラミッドの入り口を聞いただけでカメラを取られて
全然違う方に連れて行かれ、抱えられてラクダに乗せられた
で勝手に写真を撮って、お金チョーダイ
「最初におまえにはお金は無いから払わない言ったよね」と言っても
「俺のお金ではないラクダのお金だ」と押し問答

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ラクダから下ろせ!!と叫んでるときの写真

5エジプトポンド渡してカメラを取り戻し早々にピラミッドの中へ
大変に狭く腰をかがめて歩けるくらいの通路を抜け王の間へ
重力軽減の間とも呼ばれている何となく
軽くなった気がしなくも無くない
あのピラミッドの中にいるのはなんとも不思議だ
クフ王を見終わって、カウラー王のピラミッドを馬上から見学
途中、またラクダに乗って記念撮影の人がやってきた
断っていたのだが、一緒のガイドも何も言わないし
そのまま乗せられ記念撮影
その後チップを200エジプトポンドよこせと言ってくる
200エジプトポンド=3000円、これは払えないので
クレームを付ける、しばらくラクダ乗りとの言い合いの末
にらみ合いが続き20エジプトポンドを握らせ
その場を後にした、その間ガイドは無言
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この後、無言のにらみ合い
そんなことがありつつも、メンカウラー王のピラミッドへ
中に入って、外で写真を撮って再度乗馬
パノラマポイントと言われる3つのピラミッドが見えるところで移動
そこでガイドからチップの要求があった
まあ、2時間くらい拘束したし50エジプトポンドを支払うと
「少ない」との返事、またにらみ合いが続き
最終的にこっちが折れてしまい100エジプトポンド、チップとして支払う

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出発地点に戻り、スフィンクスを拝み
歩いてバス停へ
ギザの街までバスに乗り、そこから地下鉄でホテルに戻った

ピラミッドでは何かとエジプト人の強引さに
負けてしまった気がする
なんとなく悔しいので、またエジプトに来なくては行けないようだ
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エジプト観光・アスワンとアブシンベル [中東あたり放浪の旅]

ルクソールからアスワンまで列車で約3時間
指定席の2等車だ
アスワンに入ってきた列車に乗り込み指定された席へ
その席には他の人が座っていた
話しかけて見るとにこやかに立ち去っていった

席は窓際、でももう日が暮れてしまったので
景色が見えなくてちょっと残念だった
隣はメガネをかけた若者で
最初は何も話さなかったのだが
「日本人?」と聞かれ話が盛り上がった
彼は会計の仕事と観光ガイドをやっている23歳
ルクソールを観光して事を伝えると
「ルクソールはどんな印象?」との質問
「神殿とか良い街だけど、市場の客引きが強引だね」と話すと
ガイドをしていて怒る観光客も居るらしい
彼らも仕事なんだからそれはわかってると言うと
にこやかに微笑んでいた
その後、彼は日本語のガイドブックに興味を示し
一生懸命読んでいたが
右から左に横書きするアラビア語なので
ガイドブックも最終ページから
最初のページに向かって読んでいた
「日本語読めるの?」と聞くと「読めないけど写真はわかる」
アブシンベル神殿のページで
「ここに行くのが楽しみだ」と伝えると
彼がアブシンベル神殿に行ったときの写真を見せてくれた
「ここは凄いよ、是非見てきてね」

彼と別れアスワン駅に到着すると
すでにホテルのスタッフが迎えに来てくれていた
インターネットは無いがエアコン付きのホテル
しかし、温度調整が壊れているのでONかOFFかのみ
付けると寒くなるし消すと寒い部屋だったが
綺麗な部屋でその日はゆっくり眠ることができた
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翌日アスワン観光、フィラエ島や切りかけのオベリスク
そして、小学生の頃に社会科で習ったアスワンハイダムを観光した
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アスワンハイダム、なんとなく語呂が良く未だに覚えているが
実際にやってくると感動もひとしおだ
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エジプトで使用している電力の20%を賄っている
アスワンハイダムの水力発電
観光地でもあるが生活インフラでも重要施設だ
絶景ポイントには観光客も多いが軍人さんも多い
道路には戦車も構えている
島国で比較的平和な日本に住んでいるとわからない
国境があり周辺国の情勢も不安定な国の国防に
驚き、また自分の国の国防について考えさせられる
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翌日の朝になり3:30にアブシンベル神殿へに向かう
ツアーバスが出発した
国境にも近いためか何台ものツアーバスを1箇所に集め
軍の護衛車に先導される形で
皆連なって約4時間かけてアブシンベルに向かう
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砂漠の中を走るバスから風景を見ていると
所々に破裂したタイヤの破片が道路に落ちていた
多分、暑さなどで走っている途中に破裂したのではないか
速度は100km/hくらい出ているのちょっと怖い
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しかし、何事もなくアブシンベルに到着した

大神殿と小神殿からなるアブシンベル神殿
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とにかく圧倒される、そしてデザインも美しい
また中にも入るとなんとも神秘的で
不思議で謎なオーラに包まれるようだ
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しかも、2/22と12/22の年に2回
神殿の一番奥にある至聖所に安置されている神の像に
朝日が一直線に当たるそうだ
なんとも精密に計算された建造物で
当時の技術力の高さに驚く

再度4時間の道のりでホテルに戻ってきた
13時少し過ぎ、その日にカイロまで寝台列車で戻るが
2時間ほど時間があったので
近くのネットカフェでインターネットに接続する
爪の折れたLANケーブルを接続してメールの確認などをする
隣の席は乾燥させるためパンが並べられていた
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時間が迫ってきたのでアスワン駅に移動
妻に葉書を出すため郵便局に行くが
14時で終了らしい、購入できなかった
仕方がないので市場を歩いて切手を探す
お土産屋などを回ったが無く、聞いて回ったところ
本屋に売っているらしい
日本まで出したいけどいくらと聞くと
3エジプトポンドとのこと
アブシンベルの土産物屋では
18エジプトポンドと言われたので
相当アブシンベルでは盛られていたんだなと感心する
でも、6倍はちょっと盛りすぎ
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エジプト観光・ルクソールの街 [中東あたり放浪の旅]

夜8時にカイロを出発した寝台列車は
ルクソール駅に朝7時少し前に到着した
前日、自分のノートパソコンからインターネットに
接続できず、宿のパソコンからしか検索ができなかったため
クレジットカード番号の入力ができず
宿の予約が取れなかった
朝に到着するし、大きな街でもないからと
ホテルがある場所だけ把握していた
これから、面倒だがルクソールの街を歩いて
宿探しするつもりだった
ちょっと面倒くさいななどと考えながら
駅についてバックパックを担ぎ、ホームに降り立った途端に
旅行代理店の営業が始まった
宿の写真と価格表を持った人がやって来て営業トーク
一泊8ドル個室、バストイレ付きの案件を持ってきた
代理店にお願いして連れて行ってもらうことにした
ロビーでWifi使用可能、街中からも近く
駅まで歩いて10分ほど
ルクソール神殿・カルナック神殿にも歩いていける好立地
朝早かったこともあり、その場で3泊お願いした
その他にもルクソールの西側、ナイル川を渡った向こう側の
王家の谷などのツアーとアスワン・アブシンベル観光の手配も
お願いしてコミッションを含め全部で100ドルほど支払った
ちょっと高いかな、と思ったが
予想外の差し込む暑さで楽したくなり全てお願いした
代理店の人にはシーシャも奢ってもらったし
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翌日、バスで王家の谷・ハトシェプト女王葬祭殿
メムノンの巨像を観光
当初は歩いて廻ろうかと思っていたが
実際に来てみると強い日差しの中歩き回るのは
大変だったろうなとエアコンの効いたバスの中で思った
同じツアーの人が自転車で廻ったイギリス人が
ものすごく大変で後悔していたそうだと話してくれた
街中や木々の山中と違って砂漠の中を移動する
日陰はなく太陽浴び放題、しかも目の前にひろがる砂漠
体力的にも精神的にも大変そうだ
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ハトシェプト女王葬祭殿
ツアーで一緒になった日本人の方は二人とも学生
国際学生証で全部の入場料が半額になる
なんともうらやましい
ルクソールだけでなくアスワン・アブシンベル・カイロでも
博物館や神殿への入場料が半額になるので
エジプトを旅行する学生は
是非是非国際学生証を作ることをオススメ
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メムノンの巨像
また、エジプトも観光地の売店では水などの飲み物が
市内の倍以上するのでツアーの前に買っておく方がよい
自分は買い忘れてしまって、喉がカラカラで観光して廻った

翌日はルクソール神殿とカルナック神殿を自転車で廻る
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ルクソール神殿
とにかく大きさに驚かされる
そしてそこに刻まれている情報量の多さに驚く
これだけの大きさの物を人の手だけで作ったとは
到底思えないが、それが真実と言うことになっている
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カルナック神殿
王の権力の大きさが何千年も経った
今でも誇示され続けている
陳腐な言葉になるが
なんとも不思議で凄い事だろうか、と言わざるを得ない

カルナック神殿には大きなスカラベの像がある
スカラベとはふんころがしの事で
古代エジプトでは再生、復活の象徴である聖なる甲虫として
崇拝されていた
このカルナック神殿のスカラベの像を7周回ると
良いことがあるという言い伝えがあり
皆スカラベの像の周りを回っている
もちろん、自分も回ってきた
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震災で被害を受けた日本の「再生、復活」と
旅が終わったあと、就職がうまくいって家計が「再生、復活」するように
念入りに念を込めて回ってきた

ルクソールは王家の谷など観光する場所が多く観光客も多い
そのためか市場の土産物屋がかなり強引だ
市場の真ん中を歩くだけで5~6人に
「1ダラー1ダラー」と声をかけられ
腕を引っ張られる
エジプトのどこの街でも同じだがルクソールは特に力強い
絵葉書と切手を買いに行っただけなのに
いつの間にか螺鈿の小箱を買っていたこともある
強い意志が必要だ

ホテルを紹介してくれた代理店の人に
その後いろいろ連れて行ってもらったり
シーシャやビールをもらったりと何となくのんびり過ごして
アスワンへ向かう最終日
その日にアスワン行き列車のチケットをくれる約束だったが
なかなか来ない、やきもきとしていると
結局列車出発の1時間半前にやっと届いて一安心
日本人はせっかちなのかなぁなどと思いながら
アスワンに向かうため駅に向かった

自由旅行でルクソールに来た場合は
駅前に大きなツーリストインフォメーションがあるのでそこが便利だ
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シティマップも無料でくれる
そして、なによりエアコンが効いていて涼しい
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